S.R.
開発・生産技術系
技術本部生産部
(海外企業派遣コース/Jujo Thermal Oy)
2021年新卒入社
海外企業派遣コースへ応募した経緯は?
キャリアを考える中で、「異なる文化や環境に身を置くことで自分の力を試したい」と感じ、海外企業派遣コースに応募することを決意しました。初期配属は大竹工場(広島県)にて抄紙マシンの生産管理を担当し、どの技術職に就いても核となる"紙作り"の現場に携わりました。その後のキャリアとして"紙の開発"に関わりたいと思う中、フィンランドの十條サーマル(Jujo Thermal Oy)には、工場内にパッケージ紙の開発部門があることを知りました。これまでの工場経験を活かせるかつ、自分の目指すキャリア像とマッチしていたため、「挑戦しないわけにはいかない!」と直感で感じた日を覚えています。もちろん不安もありましたが、学生時代に言語や文化の壁を恐れて海外旅行さえ行動に移せなかった後悔や、周囲からの賛同、また若手からチャレンジできるこの制度環境も強く背中を押してくれたと思います。
※海外企業派遣コースについてはこちら
その国でのミッションは?
R&D部門に所属し、軟包材向けパッケージ紙の研究開発に従事しています。十條サーマルは、当社グループの紙製バリア素材「SHIELDPLUS®」の生産を行っている唯一の海外拠点であるため、国内研究所や営業部門とも密に連携し、新製品の処方設計から実機テスト・生産立会いまで携わっています。その他、現地のマシン生産状況や開発進捗などを日本国内に共有したり、営業部門も備わっていることから、製造~販売までの"紙製品の流れ"を知るなど、研修生として様々な知識を吸収することも多いです。
面白さを感じるポイントは?
大きな裁量を持つ業務に、数多く携わることができる点だと思います。試作を行う際は、計画立案から実施・結果報告まで一貫して業務を任されるため、若手から多くの経験を積んでいる実感があります。もちろん現地スタッフと一緒に検討を進めるため、苦手な英語の壁にぶつかる場面も多々ありますが、英語で意思疎通ができたのちにやり遂げた業務は、自身の成長を強く実感できました。またヨーロッパ圏のメーカー訪問や展示会への参加など、工場内のみならずフィンランド国内を超えた業務1つ1つが思い出深く、貴重な経験になっていると感じます。
印象に残っているエピソードは?
赴任当初、海外の環境(特に言語)に慣れていないこともあり、業務以外の雑談や日常においても頭をフル回転させていたため、家に帰る頃にはクタクタで毎日ソファに倒れこんでいました。しかしそうした日々を積み重ねることで、自分の考えや気持ちを簡潔に伝える習慣、および発言する度胸が身につきました。今でも上手く話せずもどかしさを感じる時もありますが、とにかく話してみることで職場の方々とコミュニケーションを取ることができ、円滑な業務に繋がっている実感があります。語学力はもちろん、何事にも前向きな姿勢が海外生活には重要なのだと実感しました。
オフの日は?
週末は車で観光地やカフェを訪れたり、現地の著名デザイナーによる建築を巡るなど、フィンランドならではの時間を楽しんでいます。marimekkoやIittala、Moominといった日本でも人気のアイテムに囲まれた暮らしも、北欧に住む喜びの一つです。サンタ発祥の地らしくトナカイそりを経験したり、冬には揺れ動くオーロラを見ることが出来ました。周辺ヨーロッパへも気軽に足を延ばせるため、現在は北欧諸国制覇を目指しています。
